
バーニーズマウンテンドッグで特に注意したい病気には、組織球肉腫などの悪性腫瘍、股関節・肘関節形成不全、胃拡張・胃捻転症候群などがあります。
なかでも組織球肉腫は、この犬種との強い関連が研究で確認されている悪性腫瘍です。また、大型犬に多い関節疾患や、急速に命に関わる状態へ進行する胃拡張・胃捻転症候群にも注意が必要です。
アニコムの「家庭どうぶつ白書2024」でも、0~12歳のバーニーズマウンテンドッグ1766頭を対象とした統計では犬全体と比較して、複数の腫瘍性疾患や股関節形成不全、胃拡張胃捻転症候群などの保険金請求割合が高いことが報告されています。
ただし、保険金請求割合は発症率そのものではなく、すべてのバーニーズマウンテンドッグがこれらの病気になるわけではありません。
健康を守るためには、注意したい病気の特徴を知り、普段の様子との違いに早く気づくことが大切です。

バーニーズマウンテンドッグでは、悪性腫瘍や関節疾患のほか、胃拡張・胃捻転症候群、眼や神経の病気などにも注意が必要です。
病気によって現れる症状は異なりますが、食欲や元気の低下、歩き方の変化、体にできたしこりなどが異常に気づくきっかけになることがあります。代表的な病気の特徴と症状を確認しておきましょう。
組織球肉腫は、免疫機能に関わる組織球系の細胞から発生する悪性腫瘍です。バーニーズマウンテンドッグとの強い関連が知られており、特に注意したい病気のひとつです。
肺や脾臓、肝臓、リンパ節、骨、関節など、さまざまな部位に発生することがあります。ひとつの部位に発生する場合もあれば、複数の臓器に病変が広がる場合もあります。
主な症状は、元気や食欲の低下、体重減少などです。肺に病変がある場合は咳や呼吸の異常、骨や関節に発生した場合は足を引きずる、歩きたがらないといった症状が現れることもあります。
体の表面にしこりができる場合もありますが、内臓に発生すると外見から異常を確認できないことがあります。
なお、組織球肉腫は、皮膚に発生する良性の組織球腫とは異なる病気です。しこりの有無や見た目だけで診断することはできないため、気になる変化があれば獣医師に相談しましょう。
リンパ腫は、免疫機能を担うリンパ球が腫瘍化する悪性腫瘍です。リンパ節をはじめ、脾臓や肝臓、消化管など、さまざまな部位に発生することがあります。
アニコムの「家庭どうぶつ白書2024」では、バーニーズマウンテンドッグの多中心型リンパ腫について、犬全体より保険金請求割合が高いことが報告されています。ただし、この結果を国内全体の発症率と考えることはできません。
多中心型リンパ腫では、首や顎の下、脇の下、膝の後ろなどにあるリンパ節が腫れることがあります。初期には痛みが目立たず、普段と変わらず過ごしている場合もあります。
進行すると、元気や食欲の低下、体重減少などが現れることがあります。また、発生部位によっては嘔吐や下痢、呼吸の異常などが見られる場合もあります。
リンパ節の腫れは感染症や炎症でも起こるため、触った感触だけでリンパ腫と判断することはできません。気になる腫れがある場合は、動物病院で確認してもらいましょう。
肥満細胞腫は、アレルギー反応などに関わる肥満細胞が腫瘍化する病気です。犬では皮膚に発生することが多く、悪性度や進行の速さには大きな違いがあります。
バーニーズマウンテンドッグでは、国内の保険データで皮膚の肥満細胞腫の請求割合が犬全体より高いことが報告されています。
皮膚にできるしこりとして見つかることが多いものの、その見た目はさまざまです。小さなできものに見える場合もあれば、赤みや腫れを伴う場合もあり、大きさが変化することもあります。
肥満細胞腫は外見だけでは判断できず、良性のしこりや皮膚炎と区別するために検査が必要です。
新しいしこりを見つけた場合や、以前からあったしこりが大きくなった場合は、自己判断で放置せず獣医師に相談してください。しこりを強く揉んだり刺激したりしないことも大切です。
股関節形成不全は、太ももの骨と骨盤をつなぐ股関節が正常に形成されず、関節に緩みや不安定さが生じる病気です。
バーニーズマウンテンドッグは、JKC(ジャパンケネルクラブ)でも股関節形成不全の発生リスクが高いと考えられる犬種に挙げられています。
主な症状は、後ろ足の歩き方の変化、立ち上がりにくさ、階段や段差を嫌がる、走るときに両方の後ろ足をそろえて跳ねるような動きなどです。
症状の程度には個体差があり、若い頃から異常が現れる犬もいれば、加齢に伴って関節炎が進み、痛みや歩行異常が目立つようになる犬もいます。
発症には遺伝的な要因だけでなく、成長期の体重増加や栄養状態なども関係します。ただし、体重管理や運動だけですべての発症を防げるわけではありません。
後ろ足の異常にはほかの原因もあるため、歩き方が普段と違う場合は獣医師による診察が必要です。
肘関節形成不全は、前足の肘関節を構成する骨や軟骨の発達に異常が生じる病気の総称です。バーニーズマウンテンドッグは、JKCが発生リスクの高い犬種として挙げています。
股関節形成不全が主に後ろ足に影響するのに対し、肘関節形成不全では前足の動きに異常が現れます。
代表的な症状は、前足を引きずるように歩く、運動後に足をかばう、散歩を途中で嫌がる、立ち上がるときに動きがぎこちなくなるといった変化です。
両方の前足に異常がある場合は、左右の足を交互にかばう動きが目立たず、歩幅が短くなるなどの変化として現れることもあります。
成長期から症状が見られる場合がありますが、成犬になってから関節炎による痛みが問題になることもあります。前足の歩き方に違和感がある場合は、早めに動物病院で相談しましょう。
胃拡張・胃捻転症候群は、胃がガスや食べ物などで大きく膨らみ、さらに胃がねじれることで血流障害などを引き起こす、命に関わる緊急疾患です。
胸が深い大型犬で注意が必要な病気であり、バーニーズマウンテンドッグでも発生が報告されています。
初期には、吐こうとしても何も出ない、落ち着きなく動き回る、お腹を気にする、よだれが増えるなどの症状が現れることがあります。
症状が進むと腹部が膨らみ、呼吸が速くなる、ぐったりする、突然倒れるといった深刻な状態になる場合があります。
ただし、初期から必ずお腹が大きく膨らむわけではありません。吐こうとしても吐けない状態が続くなど、胃拡張・胃捻転症候群を疑う症状があれば、腹部の膨満や衰弱を待たずに直ちに動物病院へ連絡してください。
進行性網膜萎縮症(PRA)は、目の奥にある網膜の視細胞が障害され、視力が低下していく病気です。バーニーズマウンテンドッグでも、PRAを含む網膜の異常が報告されています。
一般的なPRAでは、暗い場所で見えにくくなる夜盲から始まり、進行すると明るい場所でも視力が低下することがあります。ただし、症状が現れる時期や経過は病型によって異なります。
飼い主が気づく変化としては、暗い場所で動きたがらない、夜の散歩で不安そうにする、家具や障害物にぶつかるといった行動があります。
視力の低下は白内障など別の眼疾患でも起こるため、症状だけでPRAと判断することはできません。
また、バーニーズマウンテンドッグで眼疾患全般の発症率が他犬種より高いと断定できるわけではありません。見え方に変化がある場合は、獣医師による眼科検査を受けましょう。
変性性脊髄症(DM)は、脊髄の神経組織が徐々に変性し、四肢の運動機能に障害が現れる進行性の神経疾患です。
バーニーズマウンテンドッグでは、DMと関連するSOD1遺伝子の変異が知られています。ただし、遺伝子変異がある犬すべてに症状が現れるわけではありません。
初期には、後ろ足がふらつく、足先を引きずる、歩くときに後ろ足が交差するなどの症状が見られることがあります。
進行すると後ろ足で体を支えることが難しくなり、さらに運動機能が低下する場合があります。一般に初期のDMでは強い痛みを伴わないことが特徴ですが、ほかの病気が同時に存在する可能性もあります。
股関節形成不全や椎間板ヘルニアなどでも似た歩行異常が起こるため、症状や遺伝子検査の結果だけでDMと確定することはできません。
後ろ足の動きに異常が見られた場合は、原因を調べるために獣医師の診察を受けることが大切です。

バーニーズマウンテンドッグの体調に異常が見られたときは、特定の病気を推測するよりも、症状の緊急性を判断することが重要です。
同じ症状でも複数の病気が考えられ、見た目だけで原因を判断できない場合があります。緊急受診が必要な状態と、早めに相談したい変化を区別しておきましょう。
吐こうとしても何も出ない状態が繰り返される、落ち着きなく動き回りながらお腹を気にする、よだれが急に増えるといった症状は、胃拡張・胃捻転症候群の初期症状である可能性があります。
胃拡張・胃捻転症候群は短時間で状態が悪化することがあるため、疑われる場合は、症状がすべてそろうまで待たずに直ちに動物病院へ連絡し、指示に従って受診してください。
また、明らかな呼吸困難、突然倒れて立てなくなる、呼びかけへの反応が乏しい、けいれんが続くといった状態も緊急性が高い症状です。
意識の異常や激しい呼吸の乱れがある場合は、無理に食べ物や水を与えず、速やかに受診する必要があります。
特に大型犬は移動に人手が必要になる場合があるため、夜間や休日に対応できる救急動物病院の連絡先と搬送方法を、普段から確認しておくと安心です。
新しくできたしこりやリンパ節の腫れ、歩き方の変化、食欲や体重の減少などが見られる場合は、早めに獣医師へ相談しましょう。
特にしこりは、小さくても悪性腫瘍である可能性があり、反対に大きなしこりが必ず悪性とは限りません。大きさや硬さだけで判断せず、発見した時点で診察を受けることが大切です。
歩行異常については、どの足をかばっているのか、立ち上がるときや散歩中に変化があるのかなどを観察してください。歩いている様子を動画で記録すると、診察時の参考になる場合があります。
そのほか、暗い場所で物にぶつかる、皮膚を繰り返しかく、耳から異臭がするなどの変化も、健康状態を確認するきっかけになります。
普段と異なる症状が続く場合や、短時間で悪化する場合は、様子を見続けずに受診しましょう。強い痛みや急に歩けなくなるなどの症状がある場合は、速やかな診察が必要です。

バーニーズマウンテンドッグの病気を診断するための検査や治療方法は、疑われる疾患や症状、進行度によって異なります。
悪性腫瘍が疑われる場合は、血液検査やレントゲン検査、超音波検査などを行い、全身の状態や腫瘍の広がりを調べることがあります。
しこりやリンパ節の腫れがある場合は、細い針で細胞を採取して調べる細胞診や、組織の一部を採取して詳しく調べる病理組織検査が診断に役立ちます。
悪性腫瘍の治療には、手術や抗がん剤による薬物療法などがあります。ただし、組織球肉腫、リンパ腫、肥満細胞腫では病気の性質が異なり、同じ治療方法が選ばれるとは限りません。
股関節・肘関節形成不全では、歩行状態や関節の動きを確認したうえで、レントゲン検査などを行います。症状に応じて体重管理、運動の調整、痛みを抑える薬、外科手術などが検討されます。
胃拡張・胃捻転症候群の場合は緊急対応が必要です。点滴などで全身状態を安定させ、胃の減圧や、ねじれを戻すための手術が行われます。
一方、DMやPRAなどの進行性疾患では、原因に応じた検査とともに、残された運動機能や視覚機能に配慮した生活支援が重要になります。
大型犬では、検査や手術、入院、継続的な治療にまとまった費用がかかる場合があります。治療内容によって負担は大きく異なるため、必要な検査や治療の目的、見込まれる費用を獣医師に確認しましょう。
急な出費に備えて治療費を積み立てたり、ペット保険の補償対象や免責条件を確認したりすることも、健康管理を続けるための準備になります。

バーニーズマウンテンドッグの病気をすべて予防することはできませんが、日常的な健康管理によって関節への負担を軽減し、体調の異常に気づきやすくすることはできます。
特に重要なのは、適切な体重管理、食事の与え方、暑さへの対策、日々の健康チェックです。大型犬の体格や年齢、健康状態に合わせて、無理なく続けられる方法を取り入れましょう。
バーニーズマウンテンドッグは体が大きいため、体重が過剰に増えると股関節や肘関節への負担が大きくなります。
体重だけでなく、肋骨を触ったときに適度に確認できるか、上から見て腰にくびれがあるかなどを参考に、体型を確認することが大切です。
このような体型評価には、BCS(ボディコンディションスコア)という指標が用いられます。適正体型には個体差があるため、定期健診などで獣医師に確認してもらうとよいでしょう。
食事量は、体重や年齢、運動量などに合わせて調整します。特に成長期は、過剰なエネルギー摂取による急激な体重増加を避け、大型犬の子犬に適した総合栄養食を選ぶことが重要です。
また、フローリングなどの滑りやすい床にはマットを敷き、頻繁なジャンプや無理な段差の上り下りを減らすなど、生活環境を整えることも役立ちます。
運動は筋力や体力の維持に重要ですが、足に痛みがある場合は無理をさせず、獣医師と相談して内容を調整してください。
こうした対策は関節への負担を軽減するためのものであり、遺伝的な要因が関わる関節形成不全を確実に予防できるわけではありません。
胃拡張・胃捻転症候群には複数の要因が関係しており、日常の食事管理だけで発症を確実に防ぐ方法は確立されていません。
ただし、一度に大量の食事を与えることや早食いなどがリスクに関係すると考えられており、食事の与え方を工夫することが勧められています。
例えば、1日の食事を複数回に分けて与え、一度に大量に食べさせないようにする方法があります。早食いする犬では、食器を工夫して食べる速度を落とすことも検討できます。
食事の前後は激しい運動を避け、落ち着いて食べられる環境を整えることも一般的に勧められています。ただし、運動を控える時間について、すべての犬に共通する医学的な基準が確立されているわけではありません。
また、リスクの高い犬では、胃がねじれることを防ぐために胃を腹壁に固定する「予防的胃固定術」が検討される場合があります。
胃固定術は胃の捻転を防ぐことを目的とした手術であり、胃が膨らむこと自体を完全に防ぐものではありません。実施するかどうかは、個体のリスクや全身状態などを踏まえて獣医師と相談する必要があります。
バーニーズマウンテンドッグは豊かな被毛を持つ大型犬のため、暑い季節には熱がこもらないように飼育環境を整えることが大切です。
室内ではエアコンなどを利用して温度と湿度を管理し、犬が涼しい場所で休めるようにしましょう。いつでも新鮮な水を飲める環境を用意することも重要です。
散歩は早朝や夜など、比較的涼しい時間帯を選びます。ただし、日没後でも地面に熱が残っていることがあるため、路面の温度にも注意してください。
気温だけでなく湿度が高い日も熱中症の危険性が増すため、暑さが厳しい場合は散歩の時間や運動量を減らす必要があります。
激しいパンティングと呼ばれる荒い呼吸、よだれの増加、ふらつき、ぐったりするなどの症状は、熱中症を疑う兆候です。
熱中症が疑われる場合は、涼しい場所へ移動させ、体に涼しい流水をかけて皮膚まで濡らして、可能であれば風を当てて冷却し、速やかに動物病院へ連絡・受診してください。
熱中症は犬種を問わず起こるため、バーニーズマウンテンドッグだけに特有の病気として考えず、夏の健康管理の基本として対策することが重要です。
バーニーズマウンテンドッグの健康を守るためには、毎日の観察と定期的な健康診断を組み合わせることが大切です。
体をなでるときには、皮膚や皮下に新しいしこりがないか、以前からあるしこりの大きさや形が変わっていないかを確認しましょう。
首や顎の下などのリンパ節がある部位についても、普段と異なる腫れがないか観察します。ただし、正常なリンパ節と異常な腫れを家庭で正確に区別することは難しいため、無理に触って判断する必要はありません。
歩行状態も重要な確認項目です。散歩中に足を引きずる、立ち上がりに時間がかかる、階段を嫌がるなどの変化がないか、普段から様子を見ておきましょう。
さらに、食欲や体重、飲水量、排泄、目の見え方、皮膚や耳の状態なども観察します。急な変化や普段と異なる状態が続く場合は、獣医師への相談につなげてください。
体重や気になる症状を記録したり、歩き方を動画で残したりすると、健康状態の変化を把握しやすくなります。
定期健診では、年齢やこれまでの病歴、身体検査の結果などに応じて、血液検査や画像検査の必要性を相談しましょう。
ただし、定期的に検査を受ければすべてのがんや遺伝性疾患を早期発見できるわけではありません。家庭での観察と獣医師による診察を組み合わせることが重要です。

バーニーズマウンテンドッグには、遺伝的な要因が関係する病気があります。これから子犬を迎える場合は、親犬の健康状態や検査結果を確認することも大切です。
代表的なものには、股関節形成不全、肘関節形成不全、変性性脊髄症(DM)などがあります。
股関節・肘関節形成不全については、レントゲン検査などによって関節の状態を評価します。これらは複数の遺伝的要因や環境的要因が関係するため、一般的なDNA検査だけで将来の発症を予測できる病気ではありません。
一方、DMでは関連するSOD1遺伝子の変異を調べる検査が利用されています。バーニーズマウンテンドッグでは複数の関連変異が知られていますが、検査で遺伝的なリスクが示されても、将来必ず発症するという意味ではありません。
米国のバーニーズマウンテンドッグ・クラブ(BMDCA)は、繁殖に関わる犬の健康検査として、股関節、肘関節、眼、心臓、DMなどの検査を推奨しています。
ただし、これは米国の犬種クラブが示す推奨事項であり、日本国内ですべての繁殖者に一律に義務づけられている基準ではありません。
子犬を迎える際は、親犬がどのような検査を受けたかだけでなく、実際の検査結果や、血縁犬に確認されている病気についても繁殖者に尋ねるとよいでしょう。
健康検査の実施は、繁殖に関するリスクを評価するための重要な情報になりますが、検査結果が正常でも、子犬が将来病気にならないことを保証するものではありません。
また、組織球肉腫のように遺伝的な要因が研究されている病気でも、単一の検査結果で将来の発症を確実に判断することはできません。
遺伝子検査と関節・眼・心臓の健康検査は、それぞれ調べる内容や目的が異なります。検査で何が分かり、何が分からないのかを理解したうえで、子犬を迎える際の判断材料にしましょう。

バーニーズマウンテンドッグでは、組織球肉腫などの悪性腫瘍、股関節・肘関節形成不全、胃拡張・胃捻転症候群などに注意が必要です。特に組織球肉腫は犬種との強い関連が知られており、元気や食欲の低下、体重減少など、外見から原因が分かりにくい症状にも気を配ることが大切です。
また、しこりや歩行異常を見つけても、症状だけで病名を判断することはできません。気になる変化があれば獣医師に相談し、吐こうとしても吐けない、突然倒れるなどの緊急性が高い状態では、様子を見ずに速やかに受診しましょう。
日頃から適切な体重管理や食事管理、暑さへの対策を行い、愛犬の体調や行動の変化を観察することも重要です。すべての病気を予防できるわけではありませんが、定期健診と日常的な健康チェックを組み合わせることで、異常に早く気づき、必要な診察や治療につなげやすくなります。